バブルあたりの就職事情

長年月で人は変わる
辛くても我慢し地味に働きずっと会社に残り退職金を得る
出世して地位を得るのもいる
あるものは起業で成功し金持ちになったり

20代で今の自分の50代など想像できるわけがなく転職に活路を見出そうとした人が多かった
何故なら当時は、非正規という言葉はなく新卒を辞めることに大きな抵抗はない人がほとんどだった
20代なら上場が中途で募集していた時代だ、当時100人足らずが今大企業になった会社もある、まだインターネットなどない、新聞、転職紙がメイン

やがて派遣制度が始まったが、当時は専門職といわれ「専門を派遣する」という言葉が恒常化していた
正社員より給与がよく、自堕落な正社員のカンフル剤として仕事ができる専門職が決定権をもち正社員を使っていた時代、だから実力のある人は正社員で低賃金で縛られるより高い賃金を求めて専門職に行った人が多かった
同時にフリーターという言葉もこの時期からで、今では悪いイメージだが、当時は縛られない自由な働き方ブームといわれ、一つの仕事に縛られない生き方がかっこいい、かっこいいだけでなく仕事を掛け持ちしてたくさん稼いでいた人もいた、それくらいバブル前からバブル時代はフリーターでも高収入が得られた時代で、そうでなくても貧しいとか寂しいとかは感じない時代で、理由は誰にもそれなりのチャンスがあり最低限の希望が転がっていた
それとネットがないので人の情報が分からない分、人と比べる事がないので自分の社会的位置も、都会にいれば気にしないし、いろんな人がいるのでさほど気にならないものだ

やがてバブルが崩壊し、どこかしこも人件費削減、最初に切られるのが高給の専門職で、このタイミングで運良く社員登用になれたものはラッキーだ、崩壊とはいえこの時代はまだ社員登用が普通にあった
やがて不良債権処理の失われた10年に、リストラ時代、解雇は違法、このせめぎあいから正規登用というハシゴが減っていき、フリーターからの正規も無くなり現在の派遣労働50%時代に突入した

地方では地元の会社も商売変え、土木建築会社も介護事業や、あとは仕事はバイトがほとんど、まともな正規は公務員や医療関係くらいしかない


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